プログラミング修行記

Webサービスを自作したい25歳の修行記

【ssh】ポート番号を変更しよう

ssh接続を利用する際にはポート番号を変更したほうがよかです。


ポート番号を変更したほうが良い理由

なぜ、ポート番号を変更したほうが良いのか。
それは、セキュリティ強化のためです。

ssh接続ってデフォルトだとポート番号は”22”になっています。
この22が結構危険らしい。

と言うのも、インターネットでは全世界の22番ポートをくまなく調べて、セキュリティホールのあるサーバーが無いかチェックしている危ないロボットがいるそう。

参考:「ssh port 変更 さくら 専用サーバ できない」 などのワードで検索引っかかってこい

ポート番号の変更は、こうした無差別攻撃を簡単に防ぐことができるので、できればというか、必ずやっておきたいですね。


ポート番号の変更方法

ポート番号の変更はいたって簡単です。

設定ファイル/etc/ssh/sshd_configの中にポート番号の記述があるので、それを変えてあげるだけ。
実際にやっていきます。


1. vim/etc/ssh/sshd_configを開きます。

sudo vim /etc/ssh/sshd_config

/etc/ssh/sshd_configはrootユーザーかsudoコマンドを使って開きます(じゃないと編集できない)


2. ファイルの中にポート番号っぽい記述があるので、コメントアウト#を外して、お好みの番号に変えてあげます。

#Port 22

今回は、ポート番号を33333に変更してみます。

Port 33333


3. ポート番号の変更ができたら、ファイルは保存して終了しましょう。

4. sshdを再起動します。

sudo /etc/init.d/ssh restart

このような表示がされればOKです。

estarting ssh (via systemctl): ssh.service


5. ポート番号を未指定で接続を試みた場合どうなるか確認します。

% ssh <ユーザー名>@<接続先のIPアドレス>

ssh: connect to host <接続先のIPアドレス> port 22: Connection refused

「ポート22への接続が拒否されました」という表示が出ています。
22番ポートへの接続は無事封鎖されているみたいですね。


6. ポート番号33333で接続できるかチェック。

ssh -p 33333 <ユーザー名>@<接続先のIPアドレス>
.
.
(省略)
.
.
[<ユーザー名>@<ホスト名>] ~ 16:10:40 $

接続先のプロンプトが表示されました!
無事接続に成功しました。


まとめ

今回は、sshのポート番号変更についてでした。

「22番とウェルノウンポートは危ないよ」ということが勉強になりました。
変更方法は非常にシンプルなので、やっておいて損はないですね!